近況 02年3月分


また少し寒気がぶり返した

きょうはいきなりまた寒くなりました。最高気温も零度以下だったでしょう。
札幌では、きょう、積雪ゼロと観測されたそうですが。
当地の雪が消えるまで、あとどのくらいだろう。2週間は確実にかかると思いますが。


辻元清美辞職記者会見。
数人の記者は、あの給与詐取の手口は社民党の先輩から指導されたものではないのかと
食い下がってました。辻元清美は、アドバイスがあったことは認めつつも、
その助言者の名を挙げることは拒否。
言ってしまえばいいのに。
(夜のテレビ・ニュースの視点はどこもこれでした。月並みなことを書いてしまって
少し恥ずかし。でもこのままにしておきます。27日朝、記)

昨夜のニュース23では、彼女の饒舌な弁明に、筑紫哲也の目が怖かった。
筑紫哲也はこれまで、娘でも見るようなつもりで彼女のことを見守っていた
のではないだろうか。
(これについても、筑紫哲也自身がまさにそのとおりのことを言っておりました。恥ずかし。
27日朝、記)

雑用で終わった一日。何本も電話をかけ、郵便局に行き、銀行に行き、
スーパーマーケットでちょっと買い物。借りていた品を返却。資料のコピー。
あとは、ワイン。

02/3/26




『冒険者カストロ』ゲラ直し終了


集英社『冒険者カストロ』のゲラ直しと加筆終了。
あとは、参考文献のリストを作って添付するだけ。


日中は、きょうも少し馬糞掃除。たいへんな量があります。
腰を痛めない程度でやめておきましたが、あと一週間では終わりそうもないな。
アルバイトを頼むか、馬仲間からボランティアを募るか。


デンゼル・ワシントンのアカデミー主演男優賞受賞、大好きな俳優なのでちょっとうれしい。
先週のニューズウィークが、デンゼル・ワシントンはいつオスカーを取るか、
と特集していました。ということは、下馬評でも最有力だったのでしょう。


辻元清美の件、政策秘書の給与は社民党に吸い上げられていたのではなく、
報道どおり辻元議員の事務所で使われていたのですね。
それにしても、記者会見ではどうして、すぐばれる嘘を答えてしまったのだろう。
時効のことだし、慣例化していたという事実があるのだから、
あっさり認めてしまったほうが、はるかに政治的ダメージは少なかった。
彼女の問題はいま、政策秘書給与問題ではなく、20日の記者会見の嘘問題です。
企業犯罪がばれるときと一緒で、こういう場合、当事者は判断能力が
なくなってしまうのだろうか。

02/3/25



春は10キロ南まできている

例年はいまごろ、当地は彼岸荒れと呼ばれる大吹雪に見舞われるのですが、
今年はないままに終わりそうです。今年は暖冬で、大雪、南寄りの風の強い冬でした。

去年もいまごろ、同じようなことを書いたと思いますが、
10qばかり南にある川の向こうには、もう春がきています。
あちらのほう、牧草地の雪は、50パーセントから70パーセントは消えている。
わたしの仕事場の周囲はまだまだ60センチ近い雪に一面覆われているというのに。
この差はいったい何のせいなのだろう。降雪量か、気温の差か、日照量か。


凍りついていた馬糞の山もやっと解けてきたので、フォークを使って馬の避難小屋掃除。
この冬は南から湿った雪が何度も吹き込んで、氷の堆積層を作っていたので、
この作業はしばらくかかりそうです。アルバイトさんを頼む必要があるかもしれない。


去年、避難小屋を拡張するとき、大工さんには軒を一間延ばしてくれと頼んだのですが、
工事が始まってみて気がつくと二間拡張されている。
大工さんは全体のバランスを見て、材料費にはたいしてちがいはないと、
勝手に大きくしてくれたのです。
そのとき、これじゃだめですと、工事を止めてやりなおしさせることの
できなかったつけが、いま出てきました。
軒が低いために、農作業用のボブキャットを入れることができない。
馬糞掃除は人力でやるしかありません。
あのときは、どうせなら広いほうがいいだろう、という大工さんの説明に、
ボブキャットの高さのことをつい忘れて、引き下がってしまったのでした。

土木工事やこういった施設作りに関して、つくづく業者さんと話が通じません。
図面を書き、数字を書き入れて発注しても無視される。
わたしが、よっぽど素人っぽく見えるのだろうか。


全然ちがう話題。
政治資金規制法違反がはっきりしたということで、辻元清美の社民党離党、
議員辞職は避けられない情勢です。
鈴木宗男に対しては、野党は疑惑段階で辞職を迫ったのだから、
違法発覚ならば議員辞職までゆかないわけにはゆかない。
それでいま、こんなことを思いつきました。
辻元清美に、北海道13区から立候補してもらう。
このアイデア、どうだろう。

02/3/24 



千島連盟から今年の墓参の案内


千島歯舞諸島居住者連盟(略称・千島連盟)から、今年の墓参とビザなし訪問、
自由訪問の案内がきました。今月中に申し込まねばなりません。
すでにわたしは、3回目の渡航で、父方家族の故郷である択捉島・内保に行くことができ、
墓参しておりますが、ありがたいことに、関係者は何度でも渡航できます。
また必ずしも、自分たちが居住していた地区への訪問でなくてもよい。
今年は行くつもりはなかったのですが、鈴木宗男が脚光を浴びせてくれたことでもあり、
どれかのコースに参加しようと考えています。
国後島に行ってムネオハウスに泊まってこようか。希望者は多いだろうな。


先日、当地北海道13区の民主党の衆議院議員候補が決まりました。
鈴木宗男が刑事事件で逮捕されて完全失脚しないかぎりは、
確実に彼と真っ向から戦うことになる候補です。
二年前の選挙でも敗退した、仲野ひろ子という女性が候補に決まったのですが
この人選、民主党はこの13区で、鈴木宗男に勝とういう意志はない、と見えます。

二年前にも書きましたが、彼女のホームページは、民主党が業者まかせで作ったと見える
おざなりなもの。中身は、表紙、政策、経歴、リンクの四ページだけで、
おそらくアンケートに答えるというかたちでできたものです。まるで無内容。
候補に決まったというニュースを聞いて、またこのひとのホームページを見てみたのですが
二年前とまったく変っていませんでした。

つまりこの候補は、ホームページを見るかぎり、この二年間、市民にアピールすべき
活動を何もしておらず、伝えたいメッセージを持ったわけでもない。
釧路・根室地域の大問題・鈴木宗男の件についても、
とくに何か意見を持っているわけでもない、ということです。
本気で政治活動をしているのだったら、毎日毎日語りたいこと伝えたいことが
出てくるでしょうに。石に書いてでも発信したい想いがあるでしょうに。

ホームページからは、政治家として世界を変えてやろうとする意志も
エネルギーも感じられず、かといって市民運動家としての日々の活動も読み取れません。
たぶんこのひとの周囲には、いい助言や提案をしてくれるブレーンも
仲間もいないのでしょう。


いまなら、候補次第では鈴木宗男を完全に葬りさることができるのに、
当地の民主党にはそのつもりはない。
鈴木宗男は、北村直人議員が比例区にまわれば(そうなるでしょう)、
事実上の不戦勝です。鈴木宗男は、復権を果たすことでしょう。
戦う気のない政党、やる気のない候補。
二年後の衆院選のあとに、わたしたちは今度こそ、民度が低い、という指摘を
甘受しなければならないのでしょう。


引き続き『冒険者カストロ』ゲラ直し作業。
『ユニット』第3回ゲラ直し返送。

02/3/22




『冒険者カストロ』ゲラ直し始める


さあて気合を入れ直して、仕事再開。月刊プレイボーイに連載した
『キューバの血、ハバナの夢』のゲラ直し作業にかかりました。
少し原稿の加筆も必要です。わたしにとっては初めての人物評伝。
単行本のタイトルについては『冒険者カストロ』という仮題で進めることになりました。
6月、集英社から刊行予定です。


日中、近所の馬好きの酪農家さんや馬仲間がやってきたので、少しだけ乗馬。
酪農家さんのところには、某大学の馬術部の女子学生ふたりが実習生としてきており、
このふたりも一緒でした。さすが体育会馬術部のひとたちの乗馬姿は決まっています。
姿勢がちがう。去年の夏、「うちは乗馬クラブじゃない」と怒り狂ったことも忘れて、
見とれてしまいました。問題は、ひと、だったのか?


辻元清美の政策秘書疑惑。以下、ことの真偽はわからない段階で言ってしまいます。
『愚か者の盟約』で議員と秘書との関係を取材したときのことを思い出すと、
辻元清美は、自分の意志では公設秘書全員を自由に選ぶことは
できなかったのでしょう。第一秘書ぐらいはべつとしても。

『愚か者の盟約』は、公設秘書を党から押しつけられる、という設定の物語でした。
辻元議員のケースの場合、社民党の議員秘書団の長老あたりがすべて采配して、
こういうことになったのではないだろうか。辻元議員のきょうの記者会見の言葉を信じると
すれば、秘書給与は党のほうが受け取っていたのかもしれません。

02/3/20




雑用をこなして終わった一日


昨日、『疾駆する夢』最終回のゲラ直しを送って、連載に関する作業は完全に終了。
夜に 別冊文藝春秋『ユニット』連載第3回分を送信。
きょうは、たまっていた雑用を片づける。郵便局と信用金庫、自動車の保険代理店に行き、
さらに伸び過ぎた髪を切って、お昼は外食。午後遅くから近くの温泉へ。
温泉はとくべつ好きなわけではないのですが、区切りの儀式として。

朝は造園業者さんがきたので、今年の植樹計画の打ち合わせ。
これまでは仕事場の北と北西側に防風林を作ることに重点を置いてきたのだけど、
今年は仕事場の正面、公道からのアプローチの左右に多く植樹します。
スモモの苗木が30本見つかったというので、スモモの片並木もよいかと考え出しました。
当地ではわりあい多く見る木で、ちょうどサクラのころ、スモモは白い花を咲かせます。
春先に白い花に囲まれる仕事場というのも悪くないと思うのですが。

と、ここまで、夜に記す。以下は朝に記したもの。

北海道幼児三人殺傷事件で死刑判決
先日の広島高裁判決に続き、昨日は釧路地裁帯広支部でも、気になる事件の一審判決。
こちらは幼児ふたりを殺した男に死刑。被告側は控訴する方針のようですが。
それにしても、前者は最短7年で仮出獄、後者は死刑。加害者の年齢の差のせいか、
これほどの事件なのに、これだけの量刑の差が出る、というのは、釈然としません。


「仇討ち権」の現実性について考えていますが、いまじっさいに、たとえば山口の事件の
Mさんが仇討ちを実行したとして、そのときの量刑はどの程度のものになるだろう。
7年で仮出獄した加害者を「討ち取り」、すぐ自首して出た場合
「死刑または3年以上の懲役」のあいだの、どの程度の刑が課せられるでしょうか。

かなりの程度に情状が酌量されるのはまちがいないと思いますが、
しかし、計画性という点はマイナス材料。反省もないと見られるはず。
再犯のおそれはありませんが、確信犯でしかも成人ですから、
これについても厳しく判断される。
その論理が身勝手、と決めつけられる心配もあります。
司法制度は、私刑や自警団主義に対してはきわめて原則的に対処するようにも思います。

そうなると、7年で仮出獄してきた第一の事件の加害者の量刑と、
妻子を殺害されたが故に仇討ちに出た第二の事件の加害者の量刑とのあいだに、
ほとんど差が出なくなってくるのではないだろうか。
法律に詳しいひとの解釈を聞いてみたい。


単純な厳罰主義を唱えたくはないのですが、山口の事件は、どうにも納得が
ゆかない、という印象をぬぐいきれない。
あのような家庭をあのように破壊した事件について、
わたし自身、ちょっとナーバスになりすぎているか、と
自分でも感じるほどに強く反応しています。
それがいまわたしが『ユニット』を書いている理由でもあるのですが。

02/3/19 



『天下城』いよいよ動き出す


15日、週刊新潮の編集者さんたちふたりが来訪。『天下城』連載に関わる
事務的な件の打ち合わせ。6月第1週から連載開始、という予定が、
1週早まることになりました。おお、もう準備にかける時間はいくらもない。

取材旅行は、週刊新潮の編集者さんも同行して、二回に分けて実施です。
近江八幡、名古屋、それに長野方面。長野では、古本屋で信濃史関係の史料も、
手に入る限り集めたいものです。『信濃史料叢書』というシリーズの中にいくつか
どうしても手に入れたい巻があるのですか、WEB上では見つからない。
ネット上に目録を上げていない古書店にだったらあるかもしれません。
古書店ガイドをチェックしなければ。


頭はいまパニック状態。つぎの締め切りをクリアしたら、まずいちばんに
床屋に行きたい。脳が熱をもっているのでしょう。ひっきりなしに頭をかきむしっています。
そんな状態なので、きょうの更新はこれだけ。


02/3/17



呉智英「仇討ち権」が意味を持つ事件


山口県の母子殺人事件、広島高裁は控訴棄却、一審の無期懲役を支持。
いま別冊文藝春秋に書いている連載は、じつはこの事件をモチーフにしたものです。
二審でも犯人は無期懲役、ということになると、やはり刑法は一般的な市民の感覚とは
ずれているのだろうか、という想いになります。この事件は、死刑存廃をめぐる判断を、
いよいよ混乱させてくれる。

呉智英氏が提案しています。「殺人事件の身内には仇討ち権を認めよ」
こういうケースでは、冗談ではなしに、素晴らしい案だという気がする。
仇討ち権と引き換えなら、死刑は廃止にしてもいいと思いますが。

何年か前、アメリカの死刑廃止のある州の刑務所内で、終身刑のある大量殺人犯が、
べつの終身刑の囚人に殺された事件がありました。
この事件、大量殺人の被害者家族のひとつが、刑務所内の終身刑囚人に対して、
問題の大量殺害犯人を殺してくれたら、家族に何十万ドルかの謝礼を送る、
と事前に呼びかけていたため、ずいぶん話題になったものです。
日本では報道された事件だろうか。その後のことは詳しくは知りませんが、
直接に殺人の請託はなかったということで、呼びかけた家族のほうは
罪には問われなかったはずです。これはこれで、すごい話ではありますが。


ともあれ、この二審判決のニュースをテコに、原稿を続けよう。
じつは昨日、『疾駆する夢』最終回を送ったあと、バタンと倒れるように眠っておりました。
きょうもまだ(夕刻です)フラフラしています。


『黒頭巾旋風録』、新潮社から8月刊行と決まりました。


02/3/15



週刊ポスト『疾駆する夢』完結

いましがた、週刊ポスト『疾駆する夢』の最終回(124回)をファクス送稿。
当初から構想していたラスト・シーンであるにもかかわらず、数回書き直して、
けっきょく第一稿の面影もとどめぬものとなりました。15枚の原稿を書くのに
(風邪というせいもありましたが)実質4日かかったことになります。
余韻のあるエピローグ、と読者に受けとめてもらえたらよいのですが。


これで、『黒頭巾旋風録』に続き、もうひとつ連載が終了。ふう。
ひと休みしたいけれども、別冊文藝春秋がある。こちらあと50枚。

『疾駆する夢』もたぶん今年じゅうに小学館から刊行されることになります。


昨日の新聞の地方版に、クレソンは今月中が食べごろ、という記事が載っていました。
釧路を基準にして書かれた記事だと思います。釧路と当地は、雪の消える日で言うと
ほぼ一カ月の季節差があるので、当地では来月いっぱいは大丈夫でしょう。
でも、いまのうちに食べておくにこしたことはないようですが。


飼っている馬の蹄が、傷んでいます。
昨秋から裂蹄というひび割れが出て、気になっていたのですが、
診てくれたひとはみな、この程度なら大丈夫だと保証してくれた。
でもこのところ、急にひびの数が増え、蹄の先が欠けてきている。
明日、また詳しいひとに診てもらうことになりましたが、気がかりです。


橋本龍太郎が倒れる直前、雲隠れ中だった鈴木宗男と会っていた、という
報道がありました。あれはやはり、鈴木宗男に脅されたせいでの心臓発作だったわけですね。
野中、青木も倒れるかもしれない。

02/3/14 昼




だから彼はロシアと話をつけたのだって


鈴木宗男問題について書き続けていますが、これは時事的話題というよりも、
わたしのファミリーの問題であり、地元の問題なので、退屈でしたら勘弁。

昨日の夜のニュースの段階まできて、マスメディアもようやく、昨日の喚問の最大の
問題が、「領土交渉打ち切り発言」であったことに気づいたようです。
この近況でも書きましたが、鈴木宗男の持論「二島先行返還論」は、その真意は
国後・択捉の放棄ということです。彼は領土返還運動に取り組んでいるのではない。
領土問題を値引きして解消するために献身している。

あらためて書きますが、地元でささやかれているのは、
鈴木宗男が「二島先行返還」を主張するようになったのは、
ロシアと話がついたから、もっといえば、ロシア利権の提供が提示されたので、
ロシア政府のために働くようになったのだ、ということです。
ロシア情報機関員とのつきあいの情報を聞いても、この噂がけっして根も葉もない
ことではなかったとわかります。

昨日の喚問で、打ち切り発言について、上田議員は認否を迫らなかった。
否定させれば偽証罪、肯定させれば自民党から除名処分(あるいはそれ以上)だったのに。
はっきりした答も求めず「時間がきたので終わります」とはあまりに稚拙。


以下、夜に記す
だから言ったじゃないの、と言いたくなる状況がありますが、鈴木問題についてがその状態。
鈴木宗男は、「言っていない。否定する」とまくしたてはじめました。
あの喚問のときに、記録が事実どおりかどうか、それだけでも返答させておけば、
喚問後に好き放題のことを言い出すことはできなかった(否定にせよ。肯定にせよ)。

当地根室管内の住人は、これからつぎの総選挙まで、あの大嘘を繰り返し聞かされる
ことになるのです。想像するだけでうんざりです。
野党がつぎにやるべきことは、議員辞職勧告なんかではなく、再度の喚問です。
このつぎは、彼が「言っていない」と答えるのははっきりしていますから、
そう答えさせたうえで、偽証告発へと持ってゆけばよいのです。

鳩山由紀夫氏は、森喜朗総理に「お辞めなさい」と言い続けて、
けっきょくより手ごわい敵を引っ張りだしてしまったことを覚えているのだろうか。
鈴木宗男は、こうなったら自民党議員としてずっと残しておくべきでしょう。
絶対に野党が「辞めろ」と言ってはいけない。
鈴木宗男が議員を辞めれば、国民はカタルシスを感じてしまうのです。


わたしと同じ四輪駆動車に乗っている知人からメールあり。
後部ドアパネルのへこみ、正規ディーラーではなく町の板金屋さんでなら、
かなり安く修理できるとか。アルミボディでもなんとかなるようです。
ありがたい情報でした。

02/3/12



四輪駆動車をへこませてしまった

昨日、四輪駆動車を運転していて、バックしたときに後部を建物にぶつけてしまいました。
スペアタイヤがクッションになってくれたものの、勢いがついていたので、
後部ドアパネルがへこんでしまった。
アルミボディの車なので、スチールのボディとちがい、叩き出しの修理は難しいはず。
そっくり交換になるのだろうか。自分の運転ミスですので、誰も責められない。トホホです。


鈴木宗男証人喚問、まだその話かい、という印象でした。
この喚問で野党が目標とすべきことは、1、疑惑の存在のあぶりだし、と
2、偽証を引き出すこと、のふたつのはずで、真実を言わせる必要はないし、
疑惑解明自体も目標とする必要はない。
そっちは司法機関にまかせたらよいのですから。

なのに、必死で偽証を避けようと答弁をごまかす鈴木宗男に対して、
追及ができていない。
タンザニア寄付金の出所についても、裏献金の存在についても、
あるいは領土返還要求打ち切り発言についても、
ロシア情報機関員との関係についても、
質問のしかたひとつで、偽証させることができたはずなのに。

自由党議員の「何のためにそんなに政治資金を集めるのか」という質問など、
馬鹿馬鹿しすぎます。訊いてどうするんだろう?
共産党・佐々木憲昭議員のムネオハウス入札に関する質問も、もう古いし、
いまとなっては小さな疑惑です。

辻元清美の質問だけは的確で、迫力があった。質問の技術も巧みでした。
鈴木宗男が冷静さを失い、「やばいとか、うそつきだとか、いかがなものか」と、
反駁したところなど、見ものでした。激昂して、最初に自分で言った答まで
否定してしまった。

刑事事件に育つ可能性があるのは、このケニアODA疑惑でしょうか。
領土交渉打ち切り発言(四島放棄発言)も、政治問題化してくれたらよいのですが。

全体には期待はずれの喚問で、いまは自民党も鈴木宗男も、
逃げきったつもりでいるのではないだろうか。
今夜のニュースはそれなりに楽しみです。


以下、夜に記す。
証人喚問で、自民党の浅野議員が、最後に
「あなたの娘、からのEメールだ」として読み上げた文章、
あれは鈴木宗男の娘、からのメールではなく、浅野議員の娘からのものだったとか。
誰もが誤解し、なぜ鈴木宗男の娘がこのひとにメールを送ったのか、と首をひねったはずです。
自分の娘の見識や倫理観を自慢したかったのだろうか。どうであれ、恥ずかしいパフォーマンス。


STVで、国後島ムネオハウスからテレビ電話で中継。知りませんでしたが、
食堂は、島のひとが会議などを開くときに使われているのですね。そのこと自体は
よいことだと思いますが、だとすると「緊急避難施設建設」という予算支出の名目は
無視されたことになる。電話に出たロシア人が、自分は宿泊客、と言っていましたから、
もしかしたらホテルとして使われているのかもしれません。もしあの施設で営利事業が
おこなわれているのだとしたら、いよいよ問題です。


昨夜から、風邪が少し重くなったような気がする。軽い悪寒と頭痛。まずい。

02/3/11



この数カ月、生活時間帯が夜にシフトしている


このところ、町へ行くことや社交生活を制限しているにもかかわらず、
生活時間帯が夜にシフトしています。3時くらいまでは雑用を片づけたり
資料を読んだりして過ごし、だいたい3時のコーヒーを飲んでから執筆という時間割。
結果として、11時のニュースのころまで仕事です。以前は、サラリーマン時代からの
習慣ということもあって、だいたい夕方6時にはその日のノルマを果たしている、
という生活だったのですが。

夕方から夜にかけてのほうが集中する、という身体になってしまったのかもしれません。
あまりいいことではないな。飼っている動物たちのことを考えると、
やはり日中は仕事をし、夜は休み、朝は早くに起きて動物たちの世話、というサイクルが
最上でしょうから。


鈴木宗男問題、これはご本人が右翼に刺されるかもしれないという展開になってきましたね。
あるいは、師のように「怪死」か。何かを恥じて自殺するようなことはない人物だと思いますが、
権力をすべて失った、と感じたときには、ぽきりと行くかもしれない。


喉の痛みは消えましたが、鼻がぐすぐす。でも、熱が出ていないので助かります。
つぎの締め切りをクリアするまでは、寝込むわけにはゆかない。

02/3/9



クレソンのサラダに感じる春


放牧地の端に、湧き水が水源の沢があります。
この沢には、クレソン(川セリ)が自生している。4月になると勢いよく繁茂はじめるので、
この時期にはよくこのクレソンを採って、おひたしやサラダ、味噌汁などに使うのですが、
無理をすればいまの時期から採れないことはない。で、このところ、雪も固くなっているし、
天気のよい日は、かんじきを履いて水辺までおりてゆき、
ひとにぎりほど採ってきて食べています。
クレソンの強い「緑っぽい」味に、春を感じますね。朝はマイナス15度でも。


鈴木宗男問題で、昨日、野党の合同調査団が当地にやってきました。
I工務店を訪ねて経営者から話を聞いたそうですけど、意味ある調査ができたのだろうか。
法律上の問題とするつもりなら、裏献金の存在を引き出すことです。工事費の3パーセントが
裏金として要求され、支払われた(という噂)。でも、業者の側はそれを簡単には認めないはず。
不法献金、贈賄が明らかになれば、その業者は北海道の公共工事には指名停止となります。
死活問題。そうそう簡単に、はい、裏金出しました、とは証言しないでしょう。


関連して。
鈴木宗男が二島先行返還を主張するようになった背景には、確実に利権があるはずです。
右翼に攻撃されることを覚悟で国後、択捉の事実上の放棄を言い出す以上、
鈴木宗男にはかなり魅力的な利権がロシア側から提示されているとみたほうがいい。
サハリン天然ガス開発と鈴木宗男の関係を突いてみる必要があるのでは?
あのひとは、サハリン−北海道パイプライン敷設計画には関わっていませんか?

ロシア側は、エリツィン政権中途までは、国後、択捉の二島についても、
国内を説得できれば返還してもよい、という腹づもりだった
(追記、エリツィンは一度、解決は次世代にまかせてはどうかと日本側に提案している。
拒絶ではなかった)。
これが、返還せず(解決ずみ)、という強硬な態度に変ったのは、90年代後半ですが、
この時期、ハイテク技術に不可欠なレアメタルが択捉島で発見されています。
この金属の名、失念しましたが、この生産プラントにはイスラエル資本が
入ったはずです。択捉島の帰属は、単なる日ロ間の国境問題、戦後処理問題ではなくなった。


ロシア−イスラエル−鈴木宗男。
冒険小説ふうの大謀略、大陰謀などつい考えてしまいますが、
あのひと、複雑なことは不向き、というタイプのようです。
行き当たりばったり、金の匂いのするところに顔を出しているだけかもしれません。


朝起きて、ニュースで1ドル126円の円高と知る。24時間前は、130円だった。
え、日本経済は突然回復してしまったのか、と驚きました。まさか、そんなはずはない。
日経のサイトを見ると、エコノミストの見方もふたつに割れていますが。

02/3/8




寒波再来、風邪を引いたようだ

暖かった東京からもどってくると、こちらは寒波。今朝でマイナス15度前後ぐらいまで
下がったでしょうか。きょうは軽い吹雪。でも風は北寄りで、雪は軽い。正統な吹雪です。
この寒波のおかげで風邪を引きました。昨日から喉が痛い。
なんとかここで止まってくれたらいいけど。


ムネオハウスの話題。
わたしは、国後島に一度だけ行ったことがあります。91年、ゴルバチョフ大統領(当時)が
来日したときで、このときは領土問題の進展があるのではないかと、マスメディアが
どっと北方四島に入りました。日本の外務省も、このときは日本人の渡航を許可しました。
わたしは旧島民二世ということで、朝日ジャーナルが特派記者として送ってくれたのでした。

ユジノクリリスク(日本名・古釜布)が国後島の最大の町で、いま話題の『友好の家』は、
この町の高台に建っています。わたしが行ったときには、もちろんありませんでしたが。
この『友好の家』を建設するという話が出てきたとき、旧島民たちのあいだでは、
建設主旨をめぐって、問題点が指摘されました。

この施設は、旧島民の墓参やビザなし渡航の際の、日本人の宿泊施設として建てられる
ということでした(現地にはたしかに粗末な宿泊施設しかなく、お年寄りにはきつい)。
でも、それだけが目的ではロシア側の了解が得られなかったのでしょう。
ロシアのひとも緊急時には避難施設として使える、という名目がつきました。

というわけで、年に数回、旧島民が宿泊するときのために、水洗トイレつき(たぶん。
自家処理方式だと思いますが)の施設が建ったわけですが、
ロシアのひとたちは、大地震でもないかぎり、この施設を利用できない。
横目で眺めることしかできないのです。
これはむしろ、日本人への反感を醸成することになりはしないか、
と旧島民たちは心配しました。

いま、国後島のひとたちは、あの建物をかなり苦々しく見ているのではないでしょうか。
占領時の米軍キャンプの中の白い家を、日本人が金網の外から眺める、という情景を
つい連想してしまいます。

『友好の家』については、わたしはほんとうにそれが『友好』の象徴として地元のひとたちに
受け入れられているか疑問に思います。さいわいまだ、窓ガラスに投石されるようなことは
起こっていないようですが。


02/3/6



「金色夜叉」では直喩すぎるが


知り合いから、鈴木宗男がやったのは悪いことばかりじゃない。
杉原千畝氏の名誉回復は鈴木宗男のやったこと、というメールがきました。

「日本のシンドラー」杉原千畝氏のご遺族のことを悪くは言いたくないので、
具体的には書きませんが、鈴木宗男が杉原千畝氏の名誉回復のために働いたのは、
そこにイスラエルのダイヤモンド利権があったから、と考えたほうが自然です。
百パーセント善意のはずがない。
ダイヤモンド利権と鈴木宗男。あまりにぴったりの組み合わせすぎて、
おやじギャグを口にしたような気分になりますが。
杉原氏ご遺族とダイヤモンド・ビジネスとの関係については、4、5年前でしょうか、
某新聞社系週刊誌が、ご遺族に対してずいぶん意地悪な記事にしていたのを覚えています。


昨日書くのを忘れていた仕事の話。
赤旗日曜版連載『黒頭巾旋風録』は、新潮社から単行本で刊行されます。
これまで新潮社から出してきた作品とは少し傾向が違うので、装丁なども
がらりと変ることになるでしょう。ソフトカバーかもしれない。
わたし自身は、最初から文庫でもよいかと思っていますが。


きょう、テレビをザッピングしていたら、スティーブ・マックィーンについての特別番組が
ありました。ふたりのゲストが、マックィーンの魅力について語るというもの。
マックィーンは大好きな俳優ですから、ついついそのまま観てしまいました。
この番組の中で、ゲストのひとりが、「マックが」「マックは」と、親しげに「マック」を連発します。
なぜか赤面するような気分になりました。このかた、生前のマックィーンと親交があったとも
思えないのですが。ハンフリー・ボガートのことを「ボギー」と呼ぶひとに出くわしても、
同じ気分になるだろうな。小林信彦が書いていたと思いますが、そばで誰かが「太宰は」と
語り出すと「ばあか」という気分になる、というのと近い感覚でしょうか。

02/3/5



ひと月分を一夜で飲むと


3月1日は、大薮春彦賞の贈賞式。同時に日本SF大賞も。勧進元は徳間書店。
直接は関係がないのですが、業界関係者、同業者が多く集まる場ですので出席してきました。
丸ひと月間、社交生活がなかった反動か、連載・連作がたて続けに終わった解放感か、
少し飲み過ぎました。きょうもまだソルマックが必要な状態です。


1日、昼間は秋葉原で買い物。今回はPC関連商品だけではなく、
登山用品のニッピンで、地元では買えなかったバックカントリー用のスキーも買いました。
エッジつきのタイプです。10年間使ってきたものがとうとう寿命で、
ソールがはがれてしまい、どうしてもすぐ必要でした。


この種類のスキーは、本来、この道東地方でこそ熱心に売られていてしかるべきかと
思うのですが、当地のスポーツ用品店では、エッジのない距離競技用のスキーしか
置いておりませんでした。店員にも商品知識がない。
エッジのついたクロスカントリー・スキーなどない、と、店員に迷惑そうに言われて往生しました。
この地方には距離競技の愛好家しかいないのだろうか。


4日は、神田神保町。古書店と東京堂書店で資料漁り。
資料とするために、戦国時代を扱った小説も文庫でまとめ買い。
全部読みきれるかどうか、わかりませんが。


鈴木宗男問題、彼の選挙区に住む者として関心はひとなみ以上です。
彼の後援会では、「小泉のつぎは鈴木宗男」とささやかれており、そのときの期待もあってか、
関連業界は献金や選挙協力を惜しまなかった。
「おれは鈴木宗男の一の子分」を自称する人物が何人もいる土地柄です。
わたしには、彼がどうしてこの地方の領主然として振る舞えるのかふしぎだったのですが、
でもどうやら、さしもの彼の権勢も消えるときがきたようです。
あの怒鳴り声が聞こえなくなれば、この土地の風通しもいくらかよくなるでしょう。

02/3/04



腕がまたふにゃらふにゃら

きょうはまた腕の筋肉がふにゃらふにゃら。町まで湿布薬を買いにゆき、貼っています。
機関銃を撃つようにキーボードを打つ、というのが、この職業についている自分の
ひとつのあるべき姿、と思っているものですから、乗ってくると特にタイピングが早くなる。
結果として、腕に負担。ひと仕事区切りがついたときには、鉛筆も持てないという
状態になります。ゆっくり打てばいいんですけれど。でもこのところ、
このふにゃらふにゃら症状がひんぱんに出過ぎる。腕の筋肉も落ちているのだろうか。

02/2/28



連載ひとつ完全終了、もうひとつあと一回

赤旗日曜版最終回のゲラ直し送り。これでこの連載については最後まで完全に
手を離れました。全部で54回、1回8枚なので、原稿量は総計432枚。

連載中、これほど反響のあった作品もいままでにありません。媒体と中身とが、
じつにうまく合ったということでしょう。連載開始前、暴力によって問題が解決する内容は
不可、と言われました。そもそも最初に提示された「セックスと暴力以外で」という条件が、
想像以上に厳密だったということで、かなり困惑したのですが。
けっきょく『怪傑ゾロ』蝦夷地版を、バイオレンスを使わずに書く、という課題に挑戦、
結果として、その縛り(制約)がよいほうに働いたということなのだと思います。


もうひとつ、『疾駆する夢』週刊ポストもいよいよ大詰め。残りはラスト1回、あとは
エピローグだけ、というところまできました。こちら、2年間100回の予定が、123回。
計算すると、トータル1845枚。じっさいには、各回少しずつ多いので、1900枚でしょうか。
単行本はなんとか一冊で刊行したいので、1500枚くらいにまで削ることになるでしょう。
1945年(昭和20年)の8月15日から始まる、ひとつの(架空の)自動車メーカーの戦後史。
焼け野原で自動車生産を夢見た男たちの物語。

ほかにきょうは、小説すばるのゲラ直しの送信。
明治2年の箱館から始まって、大正2年まで続く、とある馬牧場一族の物語。
5本の短篇・中編が、全体ではいわばサーガになっているという構成です。
これも、今回で最後。年内に単行本化。

今夜は満月。

02/2/27


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